【2019THINK SOUTH FOR THE NEXT限定アイテム】ノースフェイス アンタークティカパーカなど商品レビュー&サイズ選びのポイント

この記事の目的

[THINK SOUTH FOR THE NEXT]のノースフェイス限定アイテムの商品アーカイブとして残す
抽選販売は終了したが、サイズ表などを残し、今後リセール市場などで購入する方に役立てて頂く
また、当ブログでは、ノースフェイス人気アイテム「バルトロライトジャケット・ヌプシジャケットなど」の商品レビュー・サイズ選びのポイントなどの記事もまとめていますので、ブログTOPよりご覧ください。




「THINK SOUTH FOR THE NEXT 」限定アイテム

このプロジェクトについて・販売方法など

日本で、ノースフェイスアイテムを取扱っている「ゴールドウイン」が2019年7月27日(土)に、環境と平和の大切さ、チャレンジスピリットの重要性を次世代につなげていく目的でスタートさせたプロジェクトです。

その取り組みの一環として、ゴールドウインはTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)ブランドから環境に配慮した『THINK SOUTH FOR THE NEXT』特別モデルとして、Trans Antarctica Parka(トランスアンタークティカ パーカ)、Trans Antarctica Fleece Jacket(トランスアンタークティカ フリースジャケット)、S/S Trans Antarctica Tee(ショートスリーブトランスアンタークティカティー)の「3アイテムを2019年11月15日(金)に一部のノースフェイス直営店及び公式オンラインストアでリリースしました。

尚、直営店及び公式オンラインストアでの販売はすべて、オンラインで事前に抽選が行われていました。Twitterなどの見ている限り、当選した方は、かなり少ないと感じました。よって、在庫数は少ないのでしょう。

応募期間は2019年10月25日(金)〜11月6日(水)で行われ、抽選結果は11月8日(金)に発表されました。

デザインについて

これらのアイテムのデザインは、何と言っても「6カ国の国旗のデザイン」と「南極大陸のワッペン(Antarctica)」が特徴的です。

以下の1989年に行われたプロジェクトで、実際に使用されていたジャケットのデザインをモチーフに再現をしたデザインになります。

参加した6カ国の国旗(中国・アメリカ・ソビエト連邦・イギリス・日本・フランス)が各アイテムのバックロゴにあります。

ソビエト連邦の国旗を使用するあたりも、当時のオリジナルデザインを忠実に再現していることがわかります。

主催:THINK SOUTH FOR THE NEXT実行委員会
(株式会社ゴールドウイン、株式会社DACホールディングス)
今から30年前の1989年7月27日、 地球上で唯一国境をもたない大陸である南極で、環境と平和を訴えるメッセージ「THINK SOUTH」を胸に、犬ぞりによる初の南極大陸横断の冒険がスタート。メンバーは世界6カ国で編成された南極大陸横断国際隊。彼らは12月11日の南極点到達を経て1990年3月3日に約4,000マイル(約6,400キロメートル)を踏破し、無事全員がゴール。当時は多数のメディアがその偉業を取り上げると同時に、当時注目され始めた環境問題についても報道しました。
それから30年後の現在、南極の環境は地球温暖化の影響で彼らが犬ぞりで走ったラーセンB棚氷も消滅するなど、非常に深刻な状態となっています。本プロジェクトではこうした現状をより多くの人に発信し、環境問題とそれを守るための平和について考えるために設立されました。
ゴールドウイン公式HPの引用になります。
インラインアイテムでも、「アンタークティカパーカ・アンタークティカバーサロフトジャケット」がありますが、それらのアイテムもこのプロジェクトで使用されていたデザインをモチーフにされているアイテムになります。こういった、ノースフェイスのカルチャーを知るのも面白いですよね。

復刻アイテム

1990年代にアメリカでは、以下のアイテムが発売されており、その復刻と言えます。画像を見てもらえばわかりますが、カラーは違いますが、ワッペンの位置などは同じです。
ちなみに、下記の「Supremeと2014SSコラボアイテム」でリリースされた「Expedition coaches jacket」はこのプロジェクトのサンプリングからデザインされています。
下記の「Supremeと2017SSコラボアイテム」でリリースされた「Trans Antarctica Expedition Pullover」もこのプロジェクトのサンプリングからデザインされています。しかし、こちらのデザインは、アメリカ国旗のみになっています。
様々な方法で、復刻するのは面白いですね。これもノースフェイスの歴史が長いため、できることだと思います。

①Trans Antarctica Parka(トランスアンタークティカ パーカ)

1番の注目アイテムは、こちらのジャケットでしょう。型番は、NP61930Rで、定価は税込77,000円です。カラーはブラック・ジェイドの2カラーとなっております。

アンタークティカパーカと異なり、ダウンジャケットではないため、注意してください。

防水性を持つ2層構造のGORE-TEX Productsは、排出されたくず綿を再利用し生産した70デニール リサイクルナイロンの表地に、環境への影響に懸念のある過フッ素化合物類を含まない撥水材を使用。フロントはダブルフラップ仕様でさらに防水性を高めています。当時、隊員が着用していたウェアをベースに、お尻が隠れる若干長めの着丈でデザインした防水シェルジャケットです。左胸と背中には南極横断隊に参加した各国の国旗、左腕にはTrans Antarctica Expeditionのシリコンワッペンを配しています。(公式HP商品説明)

全体の写真

⑴全体像(表)

「襟が非常に高い」・「大きな左右のポケット」・「ワッペン」が主な表側の特徴です。

⑵全体像(裏)

バックロゴの国旗のワッペンが特徴的です。

⑶全体像(中)

「裏地にはブランドロゴがある」・「左右にファスナー付きのポケットがある」・「ドローコードが左右に真ん中と裾についている」が特徴です。

以下の写真は、内側の2つのファスナー付きのポケットと、表側のポケットです。特に表側のポケットは、大きく、深さもあります。

デザイン

左は、ドローコードを絞って、着丈を短くしたシルエットです。右は、通常デザインです。

個人的には、ドローコードで絞ったデザインの方が、好みです。

特徴①GORE-TEX生地・表面生地

素材は、<表地>70D GORE-TEX® 2L(表:ナイロン100%、裏:ePTFE)<裏地>Embossed Taffeta(ナイロン100%)となっております。

こちらのダウンジャケットは、「GORE-TEX」素材になっているため、「防水性能・防風性能・透湿性能」が優れています。

簡単に、説明をすると、「⑴外からの雨風などを通さない⑵汗など内側の水分は水蒸気として外へ逃がす」働きを持っています。そのため、雨天時にも、防水で蒸れずに、体を動かすことができます。

表面生地は、上記の公式HPの引用にもありましたが、生地の厚さは70デニールとなっています。70デニールとは、「マウンテンライトジャケット」と同じ生地の厚さです。「マウンテンジャケット」は150デニールなので、その半分ということになります。価格帯の割には、デニール数は少し物足りないですね。こちらの商品は、環境に配慮したアイテムなので、仕方ないのかもしれません。

特徴②通気性

こちらのアイテムの脇下には、換気するためのファスナーがついているため、暑くなった際でも、ジャケットを脱ぐことなく、換気することができます。

こういった機能はあると、非常に便利です。

特徴③マジックテープやドローコードでサイズ調整可能

ジャストサイズに着ている方であれば、問題ないかと思いますが、サイズによっては袖が長かったり、裾あたりが広がりすぎて、見た目が変になることもあります。

しかし、このジャケットは、「ある程度調整できるようになっています」ので、ご安心ください。袖には、マジックテープで袖先を絞れることができ、裾はドローコードで絞ることで身幅の調整ができます。

その他

フロントファスナーは、ダブルフラップになっているため、より防風性は高いと言えます。

ッペンは、刺繍ではなく、「シリコン製」になっています。かなり、綺麗にデザインが映えます。

サイズ選びのポイント

公式のサイズ表は以下になります。

どのサイズでも、着丈が長く、肩幅・身幅も大きめになっています。

厚みのあるインナーを着用する予定がなければ、「普段のサイズ(マウンテンライトジャケット等のサイズ)で購入するのがおすすめ」です。

しかし、こちらのジャケットは、「元々ダウンジャケットなどを着用した上で、その上に着用するジャケット」を想定して作られています。そのため、本来の着用スタイルでサイズ選びをするのであれば、「ジャストサイズより1サイズ大きめ」がオススメです。極寒地で、着用予定がなければ、普段のサイズで良いと思います。

②Trans Antarctica Fleece Jacket(トランスアンタークティカ フリースジャケット)

 

型番は、NA61930Rで、定価は税込35,200円です。カラーはブラック・ジェイドの2カラーとなっております。

襟の高さが特徴のフリースジャケットです。

使用済みペットボトルを原料とした、ロフト感のあるマイクロフリース素材を使用し、高い保温力を持ちながらも軽量に仕上げたジャケットです。脇下の大型ベンチレーションが蒸気を放出し、素早い衣服内の温度調節が可能。防風シェルと組み合わせることで、極地での活用幅をさらに広げることが可能です。右胸と背中には南極横断隊に参加した各国の国旗、左腕にはTrans Antarctica Expeditionのシリコンワッペンを配しています。(公式HP引用)

特徴①表面生地

素材は、Versa Micro ECO 300(ポリエステル100%)を使用しています。デナリジャケットやデナリフーディやアンタークティカバーサロフトジャケットと同じ素材になります。

いわゆるフリース生地だと思っていただければと思います。

形からしても、アンタークティカバーサロフトジャケットと同じようなアイテムだと思います。同じだとすると、フリースの中でも、かなり暖かいため、冬場は重宝します。

特徴②通気性

こちらのアイテムの脇下には、換気するためのファスナーがついているため、暑くなった際でも、ジャケットを脱ぐことなく、換気することができます。

こういった機能はあると、非常に便利です。

サイズ選びのポイント

公式のサイズ表は以下になります。

着丈が短めで、少しタイトな作りとなっています。着丈を優先して、サイズ選びをしていただければと思います。

アンタークティカバーサロフトジャケットをお持ちの方は、お持ちのサイズより1サイズダウンで購入することをオススメいたします。理由は、以下は公式のアンタークティカバーサロフトジャケットのサイズ表を見ていただければ分かる通り、今回のアイテムは1サイズ大きめの作りとなっています。

③S/S Trans Antarctica Tee(ショートスリーブトランスアンタークティカティー)

 

型番は、NT81930Rで、定価は税込7,150円です。カラーはブラック・ホワイトの2カラーとなっております。

化学薬品の使用による健康や環境的負荷を最小限に抑え、労働の安全や児童労働など社会的規範を守って製造したオーガニックコットン100%の半袖Tシャツ。30年前の南極横断中にWill Steger(ウィル・スティーガー)によって撮影された冒険の様子を伝える写真をプリント。度詰めコットンで、厚みがありながらもしなやかな着心地を楽しめるTシャツです。左腕にはTrans Antarctica Expeditionのプリントを配しています。(公式HP引用)

素材はOrganic Heavy Cotton(綿100%)です。

実際の写真になります。ホワイトもブラックも、本当にデザインがかっこいいです。

ヘビーコットンで、かなり厚みのある生地です。普段販売されているノースフェイスのTシャツよりも、丈夫なボディです。

デザインは、全てプリントです。写真部分のみ、「つるっとしたプリント」で、それ以外は「ざらっとしたプリント」です。

サイズ選びのポイント

公式のサイズ表は以下になります。

通常のノースフェイスのアイテムよりも、1サイズほど大き目の作りとなっているので、注意してください。

普段着ているサイズに一番近いサイズを購入していただければと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回のこのプロジェクトの、リミテッドアイテム、3アイテムともに非常にかっこいいですよね。

抽選はすでに終わっているので、気になる方は、メルカリなどのリセール市場で探してみてはいかがでしょうか。

今回の3アイテム全て、今後語られるノースフェイスの名作になること間違いなしだと思います。

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