「この記事の目的」
2019 デナリジャケット 商品概要
毎年、ノースフェイス(The North Face)からリリースされる、大人気定番フリースアイテム「デナリジャケット(Denali Jacket)」の商品概要を説明させて頂きます。
ヌプシジャケット・マウンテンライトジャケット同様に、デナリジャケットは1989年の発売以来、ほとんど形は変わらず、リリースされているアイテムです。
デナリとは、北アメリカ最高峰(標高6190メートル)の山、「デナリ」から名前を取っています。
尚、こちらの商品はユニセックスアイテムになりますので、メンズ・レディース関係なく、参考にして頂けます。
定価は「19,800円」になっております。
デナリジャケット 商品レビュー
全体の写真
今回は、ミックスグレーのデナリジャケットを使用し、商品レビューいたします。
左肩のワッペンとナイロンの切り返し(黒の部分)が特徴です。
全体(表)
左右にファスナー付きのポケットがあります。
アップ写真
左胸(縦にファスナー)・右胸(横にファスナー)にフラップ付きのポケットがあります。ちょっとした小物を入れるのに便利です。
全体(裏)
肘から手先にかけて、ナイロンの切り返し(黒の部分)になっています。
全体(中)
特に内側にポケットなどはありません。
袖先
先端はリブになっており、フィット感があります。
しかし、マウンテンライトジャケットのような調整のマジックテープなどはないため、袖が長すぎると調整ができないため、注意してください。
特徴①ナイロン加工
全体の写真でお見せした通り、「肩周り・肘部分・裾」の3箇所は、ナイロン素材の当て布加工になっています。よく擦れる部分に、これらが加工されています。
フリース素材のため、すぐに毛玉ができてしまう恐れがありますが、これがあるためナイロン部分に関しては、安心です。
特徴②保温力
「デナリジャケットのフリース部分の生地」は「Versa Micro ECO 300」という素材を使っています。
「Versa Micro ECO 300」とは、ノースフェイス独自で開発された繊維であり、「保温力」が優れています。「保温力」はありますが、「防風性」はないため、真冬にアウターとして使用するのは、厳しいです。
余談ですが、この繊維を使用し始めたのは、2018年からで、2017年以前は「Polatec Classic 300(ポーラテッククラシック300)」という、「ブランドの繊維」を使用していました。米軍服にも使用されるほどの良質な繊維です。
「保温力」に差はほとんどないのですが、「Versa Micro ECO 300」の方が繊維が細く、「抜けやすい・毛玉ができやすい・シワができやすい」と言われています。「Polatec Classic 300(ポーラテッククラシック300)」は繊維が太い分、優位な点が多いです。定価は変わっていないので、予算の関係で、繊維を変えたのではないかと思います。
特徴③ハンドウォーマー
左右についているファスナー付きのポケットの内側が、フリース生地になっており、「保温性」が高いです。ハンドウォーマーとしても使用できるため、街中だと手袋不要です。
特徴④ドローコード
裾の左右に、「ドローコード(絞るやつ)」がついています。
これのおかげで、上記にも記述しましたが、「身幅」の大きさをある程度調整することができます。繰り返しになりますが、サイズ選びの際は、「着丈・袖丈」で選びましょう。
また、絞り上げることで、「保温力」をより高めることもできます。
特徴⑤静電ケア
冬物のジャケット類を脱ぐときに、静電気が発生してしまうことがしばしばありますが、デナリジャケットは「静電ケア設計」が採用されているため、静電気の発生を抑えてくれます。
何気ない機能ですが、ありがたいことだと感じています。
特徴⑥Zip In Zipにも使える
マウテンライトジャケット には、「Zip In Zip」というインナーを中に連結できる機能がありますが、「デナリジャケット」をインナーとして連結させることができます。
正式な「Zip In Zip」アイテムでないため、多少ファスナーの長さが足りないですが、機能性としては問題なく使えます。マウンテンライトジャケットと併せて持つことは非常にオススメです
「Zip In Zip」については、下記の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
特徴⑦ウインドフラップ
フロントファスナーには、「ウインドフラップ」がついているため、ファスナーの隙間からの風はある程度防いでくれます。
むかって左側についています。
まとめ
評価: 3.5デナリジャケットは、「保温力」が優秀なフリースアイテムで非常に使いやすいです。また、昔ながらのレトロ感もあり、デザインもかっこよく、定価もそこまで高くないので、オススメです。ただ、繊維が「Polatec Classic 300(ポーラテッククラシック300)」ではなくなってしまった点が、個人的にはマイナスポイントです。
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ノースフェイス「デナリジャケット」は非常に人気なアイテムで、入手は難しいです。
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最後に
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— George@FASHION INFORMATIONの中の人 (@fashionnewsryu) November 21, 2019