【必見】ノースフェイス 7 SUMMITS HIMALAYAN PARKA GTX(ダウン) 商品レビュー これだけ知ってほしい特徴8選

この記事の目的

「7 SUMMITS HIMALAYAN PARKA GTX ヒマラヤンパーカ ゴアテックス」のサイズやカラーなど、購入を迷われている方に、参考にして頂く
こちらのジャケットは、2019年12月に発売された『 7 Summits 』 Limited Collectionの限定販売アイテムになります。
「どのような限定アイテム?」「他の販売された限定アイテム」については、以下の記事にまとめていますので、併せてご覧ください。

サイズ選びのポイントについては、以下の記事をご覧ください。

 




『7 Summits 』 Limited Collection(七大陸最高峰)という限定コレクションが2019年12月に販売されました。その限定アイテムのの中の1つになります。

商品概要を説明いたします。

こちらのジャケットは、海外アイテムになりますので、「サイズ感が大きめ」です。また、メンズアイテムで一番小さいサイズでもかなり大きいので、日本人女性で着用するのは難しいかもしれません。(海外では長身女性が着用していました)

定価は、「82,500円」です。通常の国内アイテムの「ヒマラヤンパーカ」は定価が「90,200円」なので、それよりは安いです。

デザインがかなりかっこよく、機能性も抜群に高いアイテムになります。

また、限定アイテムになるので、街中で人と被りにくいダウンジャケットと言えます。

個人的に非常にオススメなアイテムなので、是非、最後まで記事を読んでください。

型番は、通常カラー「ND91901Rです。「ヤフーショッピング」や「楽天市場」や「Amazon」で商品検索する際に、型番で検索すると確実にヒットするので、覚えておくと役立ちます。限定アイテムなので、プレミアム価格になっていることが多いです。
では、初めに、発売されるカラー・サイズをご紹介いたします。
2カラー」・「XS・S・M・Lの4サイズ展開」です。
①ブラック(K)
②TNFイエロー(TY)
2展開・4サイズのみです。
サイズ表は、以下になります。
海外サイズになるため、通常のノースフェイスアイテムより大きめです。ヌプシジャケットやバルトロライトジャケット等のアイテムと比較して頂ければ、わかりやすいと思います。
バルトロライトジャケットやヌプシジャケットで着用しているサイズよりも、「1サイズ〜2サイズ下げる」ことをオススメいたします。極寒地で使用する予定などがあれば、インナーに着込むと思いますので、その際は通常サイズでも良いかと思います。使用用途(インナーをどのくらい着るか等)によって、サイズ選びをすると良いと思います。

良ければ、バルトロライトジャケットとヌプシジャケットのサイズ選びのポイントを記事にしているので、参考にして下さい。

7 SUMMITS HIMALAYAN PARKA GTX  商品レビュー

全体の写真

実際のブラックとイエローの写真になります。刺繍・ワッペンが多いのが良いです。

イエローはヌプシジャケットのイエローよりも、かなり発色の良いカラーとなっています。

デザインの1番の特徴は、胸のワッペン(七大陸最高峰)と肘あたりのワッペンです。後ほど、詳しく解説しますが、ワッペンのデザインを変更できます。これがかっこいいです。

⑴全体像(表)

イエローの方が、切り返しがありわかりやすいので、イエローを使用して解説します。

「フード・袖など含め」全てにおいて、ダウンがパンパンに入っています。

デザインでは、袖先部分と肩部分が「ブラック」になっているのが特徴です。生地は、ブラック部分はより丈夫な作りになっています。この記事の特徴で詳しく紹介しています。

よく擦れる部分がブラックになっています。ちなみに、肩部分はリュックを背負うと擦れるためです。

左右には、フラップ式のポケット(ファスナー有り)があります。フラップ式とは、開口部(ファスナー)を覆う構造を指します。

ポケットの中は、フリース生地などはなく、普通のナイロン素材です。フリース生地だと、より良かったと思います。

以下の写真は、左右のポケットのアップ

また、真ん中に、ファスナー付きのポケットが左右についています。思っているより、ポケットは大きく、色々なものを収納できます。また、止水ジップではありませんので、注意して下さい。

ちなみに、バルトロライトジャケットの同じ位置にあるポケットは、止水ファスナーなので、水の侵入を防ぎます。ここも、止水ファスナーであれば、尚良かったと思います。

以下の写真は、左右胸ポケット(ファスナー付き)のアップ

襟元には、テープバックル(カチッとするやつ)がついています。向かって左側のみ。

⑵全体像(裏)

裏側も表側と同様に、肘・肩部分がブラックになっています。後ろは、裾部分もブラックです。

フードの後ろ部分には、ドローコードがついており、フードの大きさを調整することができます。

⑶全体像(中)

左側のみ(向かって右側)、ファスナー付きの胸ポケットがあります。それ以外、ポケットはありません。アンタークティカパーカと同様に、極寒地での着用が想定されて作られているため、内側のポケットは少ないです。理由は、通常、極寒地ではファスナーを締めて着るからです。そのため、上記でも説明しましたが、外側のポケットが充実しています。

ポケットの中は、そこまで大きくはないです。スマートフォンなどは普通に入ります。

7Summits(七大陸最高峰)の名前が記載されたワッペンがついています。細部まで、拘って作られているのが、わかります。

⑷フロントファスナー

フロントファスナーの特徴は、「ダブルフラップ」・「ダブルジッパー」なっていることです。

ダブルフラップになっており、マジックテープでフラップを固定することができます。

ダブルフラップのため、「外からの風を防ぎ」、より保温することができます。

以下の写真左:ファスナーを開けた状態

以下の写真右:ファスナーは開けずに、フラップのみを広げた状態

以下の写真左:フラップにも、多くのダウンが詰まっておりパンパンなのがわかると思います。

以下の写真右:ダブルファスナー

全体像は以上になります。次は特徴を紹介していきます。




特徴①軽く・非常に暖かい

ダウンジャケットのため、当たり前ですが、本当に軽くて暖かいです。

中綿の内訳「ダウン90%・その他の羽毛10%」です。

中綿のダウンは、「800フィルパワーのグースダウン」が入っています。また、ダウン自体に撥水加工が施されているため、より高い保温性があり、高品質ダウンと言えます。

ちなみに、国内ヌプシジャケットの中綿ダウンは、「600フィルパワー」です。

フィルパワーとは?

羽毛1オンス(28.4g)のダウンをシリンダー内に入れ、一定荷重を掛けた時の膨らみ度合いを立法インチ(2.54cm立法)で示します。
800フィルパワーとは、1オンスの羽毛が800立方インチの体積に膨らんでいることになります。
フィルパワーの数値が大きいほど空気を多く含んでおり、大量に含まれる空気の断熱効果によって保温性に優れ、暖かく良質なダウンといえます。
一般的に、500フィルパワー以下は低品質ダウンであり、600~700フィルパワーが良質ダウン、700フィルパワー以上は高品質ダウンといわれています。(デサントHP引用)

特徴②ゴアテックスインフィニウム

表地の表側には「GORE-TEX infinitum WINDSTOPPER Insulated Shell」が使用されています。

マウンテンダウンやマウンテンライトジャケットの「GORE-TEX」とは、性能が異なるため、注意して下さい。

「GORE-TEX infinitum WINDSTOPPER」とは、端的にまとめると「①防風性透湿性撥水性」が特徴です。透湿性とは、「汗など内側の水分は水蒸気として外へ逃がす機能」のことを指します。撥水性とは、「表面が水を弾く機能」のことを指します。素材に水が吸収されることなく、転がり落ちていくことを撥水と言います。

「GORE-TEX」と違い、防水性はないため、「雨の日は、極力使用を控える方が良い」です。

理由は、ダウンは濡れてしまうと、保温性が落ちてしまいます。また、天然のダウンを使用しているため、濡れてしまうと、臭くなる可能性がありますので、注意して下さい。

また、上記でも書きましたが、ダウン自体にも撥水加工がされているので、雪程度であれば問題はないと言えます。

ジャケットの正面胸あたりに、大きな刺繍があり、デザイン的にもかっこいいです。

特徴③ePTFE

表地の裏側は、「GORE-TEX infinitum WINDSTOPPER」が使用されていますが、内側は「ePTFE」というナイロンが使用されています。こちらも、「GORE-TEX」同様に、日本ゴア社の商品になります。ちなみに、形状を変える事ができ、ギターの弦などにも使用されています。

ePTFEとは、「延伸ポリテトラフルオロエチレン」のことで、端的にまとめると「①耐久性熱伝導性防臭効果など」の特徴があります。熱伝導性がある事で、体温がダウンにダイレクトに伝わり、ダウンが膨れ上がる事でより暖かくなります。

特徴④マジックテープやドローコードでサイズ調整可能

ジャストサイズに着ている方であれば、問題ないかと思いますが、少し大きく感じる方は、袖が長かったり、裾あたりが広がりすぎて、見た目が変になることもあります。

しかし、こちらのジャケットは、「ある程度調整できるようになっています」ので、その辺りを紹介したいと思います。

身幅が元々、かなり大きめなので、ある程度絞り、調整できるのは嬉しいですね。

⑴袖のマジックテープ

両袖の先端に、マジックテープがついており、締める事で「袖丈を調整」し、袖が落ちてこないようにできます。

また、左の袖の先に「800」の刺繍があります。上記でも書きましたが、ダウンの800フィルパワーのことを指します。海外のノースフェイスアイテムでは、フィルパワーを示す刺繍があるのは一般的です。

ちなみに、国内ノースフェイスも昔は表記がありましたが、近年のアイテムでは一切ないですね。

⑵裾のドローコード

裾のドローコードは、裾に2箇所ついており、「身幅を調整すること」ができます。ボアっとした広がりをある程度抑える事ができます。また、ドローコードを締める事で、下からの風を防ぐ事ができます。

特徴⑤ダウン襟

通常のダウンジャケットでは、ついていない事が多いですが、バルトロライトジャケットには、「ダウンの詰まった襟」がついています。非常に暖かいです。

これがある事で、ネックウォーマーやマフラーは一切不要です。

元々、こちらのジャケットは極寒地での着用が想定されているので、当たり前と言えば当たり前の性能ですね。

特徴⑥ワッペンの付け替え

別のワッペンが付属しており、付け替えることができます。胸部分と肘部分の「7Sumimit」のワッペンを変更でき、デザインの雰囲気を変えることができます。マジックテープ式になっていて、取り外しを行います。

写真左:通常のデザイン

写真右:ワッペンを取り替えた場合

ワッペンを取り替えることのできるアイテム自体珍しいので、面白い機能だと思います。

 

⑦生地の厚み

「表地の黄色い部分」と「黒い部分」では、生地の厚みが異なります。

「表地の黄色い部分」の生地の厚みは、「30デニール」です。デニールとは、生地の厚さのことで、30デニールは薄いです。そのため、破れやすく、ファスナーに引っかけやすいため、注意してください。

「黒い部分」(肩・腕下部・裾後ろ)などの磨耗しやすい箇所は「140デニール」であり、かなり強度が高い生地が使用されています。実際触ると、生地の厚みが全然異なります。

全て140デニールの生地にすると、丈夫になる分、ゴワゴワして動きづらくなるため、磨耗しやすい部分のみ丈夫にし、他の部分は生地を薄くすることで、軽量化かつ動きやすいジャケットにしているのだと思います。

⑧リブ袖

袖先の内側には、リブが設計されており、よりフィットします。

これにより、「外からの冷気を防ぎ・中の暖かい空気を逃げないよう」にしています。

また、親指を通すことができ、手袋代わりに使用することもできます。

アンタークティカバーサロフトジャケットの袖と同じ機能です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

以上が「7 SUMMITS HIMALAYAN PARKA GTX ヒマラヤンパーカ ゴアテックス」の商品レビューになります。保温力はかなりあり、街着では間違いなくオーバースペックアイテムです。

デザインもかなりカッコよく、高スペックで最高のダウンジャケットです。しかし、人によっては、オーバースペック過ぎて、使用しない可能性もあるため、購入前にどのシーンで使用するか想定した上で、購入することをオススメいたします。

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